DX(デジタル・トランスフォーメーション)と必要性
新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。
今年、初めての雑感で取り上げたいのは、DX=デジタル・トランスフォーメーション=データやデジタル技術を活用することで組織や価値提供の方法を抜本的に変えること)です。
色々な媒体で論じられています。
たとえば、株式会社ウィズグループ代表取締役奥田 浩美氏 ※株式会社ウィズグループ (wizgroup.co.jp) <日本講演新聞2021年1月1日第2865号>
「デジタル化(D)はもう取り入れざるを得ないし、” 取り入れなければ滅んでいく ” くらいの時代だと思います。ただ、” X=トランスフォーメーション ” についての” 何を変革するのか ” は個々で異なります。大事なのはとにかくデジタル化に向け ” 参加すること ” ” 片足を突っ込むこと ” です。どこかに手を付けて、早く一歩を踏み出すということです。」
全国に中小製造業の技術データベースを持ち企業間の受発注を仲介するリンカーズ(東京・文京)の前田 佳宏最高経営責任者 <日経産業新聞2021年1月4日>
「DXはあまり進んでいない。現場ではDXすれば雇用は維持できなくなるジレンマを抱えてしまう。大切なのはDXで生まれた余剰人員を営業や販路開拓に振り向けることだ。」
3Dプリンターなどを持つ国内外の工場を介して部品製造を受託するカブク(東京・新宿)の足立 昌彦最高経営責任者 <日経産業新聞2021年1月4日>
「人に残された仕事は探究力だろう。AIは過去の延長線上でしか物事を推定できない。新しいチャレンジにはデータがない。データのない領域でものづくりの付加価値を高められるのは人だけだ。」
三者三様の「大切なのは」にヒントを頂戴すれば、” データは皆で活用する仕組みを作って、個々の特性を活かして挑戦をしてみる ” と理解しました。
その「挑戦」が、” 社会から必要 ” とされれば組織の存在が維持されます。
そのためには、” 必要性の追究 ” をしていくことになります。
顧問先皆様の ” なくてはならない存在 ” を目指してスタッフ一同邁進していきます。