■人に伝えるということ
2016/02/09
こんにちは。佐藤です。
日ごとに秋も深まってきておりますが、いかがお過ごしですか?
10月に入り、今年も残り3ヶ月を切りました。
尊敬するコーチが言っておりました。来年の計画は10月にすると良いと。
10月に来年の計画を立てると、今年の残りの2ヶ月が変わるそうです。
来年のゴールを意識しながら今年のゴールに向かうと、ゴールまでの最後のスピードが落ちないんです。
みなさんも、ぜひ試してみてください。
さて先日、我が家では妻と子供がこんなやりとりをしていました。
妻『なんで●●できないの!●●すれば、▲▲になって■■になるのに!たとえば・・・・・』
子供『・・・・・』
妻『だから、わかる?●●したらいいのよ!』
子供『・・・・・』
妻『ねえ、ママの行っていること聞いてる?』
子供『・・・・・』
この後、子供はどうなったか?大体結果は分かりますよね~(笑)
でも、これって同じようなことが職場でも起きていませんか?
思い当たる節がある?
人は相手に対して、自分の感じたことを通り越して、アドバイスや意見をしたがります。
または、人を裁きたがります。
それに対し、コーチングでは、フィードバックという方法で『自分が相手から感じたこと』を伝えます。
(たとえば、私はこんな印象を受けましたよ。こう感じましたよ。こんな状態に見えますよ。など)
どうして、『アドバイス』をするより『 自分はこう感じると伝える』方が受け取りやすいのか?
『 自分はこう感じると伝える』と、相手が感じていることに対して、自分は分かっていることなのか、分かってない(見えてない)ことなのか、そしてそれを受けて、自分はどう感じるのか、どう考えるのか、という行為を通じて、気づきを得るため、自分の考えた行動(主体的)となるためです。
一方でアドバイスや意見は、自分で感じたり、自分で考えたりというプロセスを通らないため、相手の意見(アドバイス)に自分の基準で白黒をつけるのみ。自分の考えた行動ではないため、主体的ではなくなります。
とりあえず言われたからやっとくか~、程度になってしまうのです。
本人の為、よかれと思って伝えても、相手が受け取る土俵(伝え方)を作らないと、伝わらないものです。
ミスコミュニケーションは企業利益の損失です。
そこで、そんなコミュニケーションについて学ぶ場を作りました。
一緒に勉強してみませんか?
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《組織やチームの力を向上させる コミュニケーションスキル》~コーチング~
《日時》平成27年11月5日(木) 午後1時30分~4時30分(受付開始 午後1時15分)
《場所》社会保険労務士法人労務管理センター 2階 会議室(南側)
《費用》1回:4,000円(1名)
《定員》12名
《問い合わせ》 電話052-331-0844 社会保険労務士法人労務管理センター 佐藤まで