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■カンボジア視察

   

9月3日~9月7日までアジア共生研究会のメンバー11名でカンボジアに行ってきました。

カンボジアは、面積が18.1万平方キロメートル(日本の半分)で人口は、約1,500万人(2015年)です。平均年齢は23歳。

日本との時差は、マイナス2時間です。米ドルが使えます。ただ、1ドルが約4,000リエル(リエルは現地通貨、100リエルは約3円)なので、1ドルと5ドルの使い勝手がいいいです。100ドルは不便です。残念ながら円は使えません。首都プノンペンは人口170万人で、名古屋より高級車(レクサスやレンジローバー)が目立っています。かなり貧富の差があります。裕福層は、月収15万~30万、一般層は、月収1.5万~3万、低層は、月収1万円未満です。

カンボジアの特徴は、4つです。

1.農業(65%の者が従事:生ゴムと米)

2.縫製

3.観光

4.建設業の活況(イオンモール2店舗目建設中)

我々が訪れたのは、シェムリアップとアンコール、そして首都であるプノンペンです。

アンコールでは、「アンコール・トム(大乗仏教)」と「アンコール・ワット(ヒンドウー教)」の遺跡を見学しました。いろいろな国の人たちが来ていました。世界遺産の理由がよくわかりました。

プノンペンでは、ハル・プノンペンコミックセンター(中古コミック本の再商品化事業)、ジェトロプノンペン事務所、カンボジア日本人材開発センター、安城の(株)丸三金属のプノンペン工場、建築企画のBH DESIGN、税理士法人上坂会計のプノンペン事務所を視察させていただきました。特に今後の成長年数から見ればベトナムが5年であるのに比べ、カンボジアは15年という予想が刺激的でした。若い将来のある国というイメージです。頻度訪れてみたい気持ちになりました。国民性も親日的で現地通貨である500リエルには日本の国旗が描かれています。

カンボジアといえば、ポル・ポトによる同胞大量殺戮、地雷の国という負のイメージとアンコールワットという正のイメージがありましたが、実際に訪れてみると、成長途上である国民の爆発力と中国に支援されている国内事情が貧富の差と相まって、「飽きない国」を感じ取ることができました。ぜひ注目していきたい国のひとつになりました。

 

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