人生を変える言葉の力~私は強運だから~
今年も暦的には夏が終わり、秋の気配になってきました。夏の太くて短い潔さを感じますが、今回の雑感は、医学博士・経営学博士の井上裕之氏を取り上げます。
井上裕之氏は、1963年北海道生まれ。東京歯科大学大学院修了後、故郷の帯広で「いのうえ歯科医院」を開業。交通事故に遭い瀕死の状態だった妻を蘇らせた奇跡は『奇跡体験!アンビリバボー』で紹介され、『自分で奇跡を起こす方法』(フォレスト出版)は10万部をベストセラーになりました。
井上氏は、世界中の成功者たちを研究して思ったことがあるそうです。それは、「仕事」・「お金」・「人間関係」・「健康」、この4つのバランスが取れて初めて人生が豊かだということです。
それと、言葉の使い方が人生を変えるということです。その言葉とは何でしょうか?
「自分は運がいい」という言葉だそうです。
さらに、本当に運がいい人というのは、物事を肯定的に捉え、人一倍努力する人で、その姿勢そのものが「運」を引き寄せているのだそうです。
人と出逢えたら、その人に「運が良かったことは何ですか?」と質問することをすすめてくれています。
運を良くする方法とは、「今、起きている出来事に対して自分が一番快適に思う解釈をする」ことだそうです。
だから、人に言って見て下さい。
「私、強運だから絶対いけるんですよ」
そうすると、「この人は何か違う」と周りの見る目も変わってくるそうです。
これが、人生を豊にする成功哲学の神髄の一つ「錯覚資産」の言葉の力だと教示してくれています。
納得しました。