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小豆島お遍路体験(8年ぶり)

   

平成25年3月に小豆島八十八ヶ所霊場お遍路を体験しました。この当時は、企画も自動車の運転も先輩に担当していただいて、私は、もっぱら後部座席で景色を見ている状態でした。

それが、令和3年7月1日~4日の8年ぶりの体験は、自ら企画し、運転もすべてこなしました。

初日、いきなり、岡山県備前市日生(ひなせ)港から小豆島大部(おおべ)港へのフェリーの時間が、把握していた時間と違っていました。岡山名物カキ入りお好み焼き(かきおこ)を食べて、12時30分ぐらいに乗船するつもりが、10時45分の次が16時45分と便が少なくなっていました。どうにか10時45分には間に合いましたが、かきおこはあきらめることになりました。昼食は、乗船してからの大盛うどんになりました。

前回は、3泊4日で全霊場をまわりましたので、観光などしている余裕はありませんでした。

今回は、同じ3泊4日ですが、観光も入れて次のような参拝となりました。

霊場は、3つに分かれます。お寺が29ヶ所、堂(庵)が50ヶ所、山岳霊場が14ヶ所の計93ヶ所です。奥の院を含めると5ヶ所多くなります。

今回は、お寺を16ヶ所、堂(庵)を26ヶ所、山岳霊場を6ヶ所、観光は妖怪美術館、重岩(かさねいわ)、千年のオリーブ樹木となりました。

特に、山岳霊場がきつく、身の危険を感じる場所が多くありました。また重岩は、2つの巨石が重なっている観光名所で一帯は大阪城築城の際の石切場の一つで、小瀬の丁場と呼ばれたそうです。重岩の下には瀬戸内海の景色が広がり頂上での眺めは最高ですが、たどり着くまでが延々と片道20分、階段と岩を登っていきます。これが大変です。気温も30度あり一度はあきらめかけました。自分で自分をほめてあげました。

次回は、お寺を13ヶ所、堂(庵)を24ヶ所、山岳霊場を8ヶ所参拝する予定です。観光もオリーブ農園、二十四の瞳映画撮影場所等楽しみです。

8年ぶりに小豆島を訪れて感じたことは、ホテルの老朽化と若者の少なさです。自然と料理は大満足ですが、人口の減少に歯止めがかからない現状を認識させられました。現在総人口は2万7千人弱です。

お寺は維持されていましたが、堂(庵)は一部改修がされている程度、山岳霊場にあっては未開の地となっているような場所もありました。朱印をもらう納経場もお寺の29ヶ所だけです。あとの64ヶ所には参拝するだけです。ですが、小豆島の自然が織りなす時間は素晴らしいものがあり、何度も訪れてみたい地であることは間違いないです。行ってよかったと実感しました。

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