労務相談、管理者研修、未払い残業代請求対策なら労務管理センター

雇用保険料率の引上げ予定

      2023/01/27

今年4月より雇用保険料率の引上げが予定されています。

0.2%の引上げが予定されており、雇用保険料率は現状の1.35%から1.55%になります。

内訳は事業主負担が0.95%、労働者負担は0.6%となります。

 

○雇用保険料額

給与の総支給額に雇用保険料率を乗ずると雇用保険料を求められます。

例えば、月20万円お給料を貰っている従業員の保険料は今まで1000円でしたが、4月からは1200円になります。(労働者負担分)

 

○雇用保険料率引上げの理由

雇用保険の財政はコロナ禍前までは余裕があり、料率も引き下げていました。

しかし、新型コロナウイルス感染症により、雇用を維持する為の「雇用調整助成金」給付がありました。助成金は雇用保険の積立金から支払われていて、積立金が大幅に減少しました。雇用保険料率を引き上げて財政を安定化させる狙いがあります。

 

引上げが確定次第、お知らせいたします。

 

第179回労働政策審議会職業安定分科会雇用保険部会

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29809.html

 

 -