５つの箴言からの立ち位置

本日は、「中小企業のための全員営業のやり方」の著者である辻伸一氏の箴言をご紹介しつつ、人事労務コンサルタントしての立ち位置を示したいと思います。

「視点を変えろ」
お客様にすれば、職種も肩書も勝手な都合、会社のすべての人が担当者である。

「余計を増やすな、余力を生む出せ」
既存のお客様こそ、人件費も教育も必要のない実体験あるエース級の営業マンになる可能性を持っている。

「人に頼るな、仕組みで儲ける」
契約する前から自社の商品・サービスの良さが伝わる工夫をしろ、自社の強みをちゃんと説明する。

「売上を目指すな、縄張りを増やせ」
（商品・地域・客層）×（取引シェア・時間活動シェア・記憶シェア）＝見分ける・集中する・管理する

「金で釣るな、心をつかめ」
人間の本質に沿って、仕組みを作る５つの要諦
知る⇒学ぶ⇒習う⇒繰り返す⇒慣れる

当社を鑑みた場合、人事労務コンサルタントとしての立ち位置を次のように構築したいと思います。

一　ご相談いただく段階では、ご相談者の興味のあること・認識していることしか我々には見えてこない。

二　我々の具体的質問によって、相談者が見えている絵が一部見えてくるようになる。

三　相談者が見えている絵に関心をもって、全体像を見るためにより必要な情報を入手することで、どんな絵か全体が見えだしてくる。

四　全体像が見えたら、想像できたら、俯瞰視点（相談者と違った立場）でアドバイスできたらそれがコンサルとなる。

五　コンサルとは寄り添うこと。相談者の自覚を相談者の立場で見守る。言葉はいらない。眼差しとうなずきがあればいい。

 

 

 

 

 

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