続・傘立て
傘立てについてご紹介した春日井のある顧問先様に先日お邪魔しました。私の雑感を社内で読んで頂けたそうで、「 我が社のことだぞ! いかんぞ!」と早速、総務部長自ら、工場玄関の傘を整理されました。その結果を見せてくれました。まず、骨だけになった傘を含め廃棄寸前のものが50本弱、工場裏の敷地の箱の中に置いてありました。” 1か月後には廃棄します ”と紙が貼ってありました。週一で続けるとおっしゃってました。そして次の言葉が総務部長から発せられました。
「 傘を片付けるのを見て、社員から苦情が出るかと思いましたが、以外とすんなりといきました。まだ一緒に片付けてはくれませんが、嫌な雰囲気ではないです。それに片付けながら、他の汚い部分が目に付くようになってきました。傘と同時にやれればと思っています。」
これを聴いて傘立て整理の意味がよくわかりました。
たかが傘の整理、されどそこから会社に対するイメージががらりと変わります。
この会社の本社玄関にある傘立てには、お客様用の傘が整然と立てられています。” 必要な時は私達をどうぞお使い下さい ” と語りかけてくるようです。
今後、会社を訪れる人達が、気持ちよく社内に入っていく姿が浮かんで来て、とても嬉しくなりました。