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■ミャンマーという国

      2016/02/21

9月10日から9月15日までミャンマー連邦共和国(1989年まではビルマ連邦)のヤンゴン(ミャンマー最大の都市・首都はネピドー)に行って来ました。
目的は、愛知中小企業家同友会アジア共生研究会のメンバーの職域拡大と個人的には、アウンサンスーチー(1945年6月19日生まれ68歳)氏の存在感の確認です。

まず、ミャンマーという国の紹介です。
・面積 約68万平方メートル(日本の約1.8倍)
・人口 約6,240万人(2011年IMFより)
ヤンゴン人口約620万人
・民族構成 ビルマ族約70%
・通貨 チャット(Ks表示)一般ワーカー月7万Ks(日本7,000円)
タクシー代 ヤンゴン市内 3,000Ks(日本300円)
・労働事情 ミャンマー全体の国内失業者率75% 20代の若者が6割
・携帯SMS 海外へは通じない
・交通 タイのバンコク経由 日本からの直行便は無い
・治安 夜も安全 「待つ」「譲る」の精神あり
子供の頃から仏教の五戒という教えが社会にある

次に目的の遂行についてですが、木材関係の経営者が職域拡大を試みましたが、一部の遂行にとどまった模様です。
私的目的については、ドルとチャットとの交換所にはアウンサンスーチー氏の写真がたくさん飾ってありました。アウンサンの自宅には、建国の父であるアウンサンの肖像画が玄関に掲げられ日本大使館の5倍ほどの大きさでした。
ガイドさんに聞いてみましたが、スーチー氏は68歳になり、側近にはイエスマンばかり配置して、国の親善大使としては有名でも、ヤンゴンの一般市民とりわけ20代の若者たちには、雲の上の人または自分たちに関係の無い人という存在だとのこと。

インフラの点では、一日に停電が2回あり、大きな店やホテルは自家発電機を備え付けています。水はかなり危険(歯磨きの水ではじめてお腹を壊しました)です。

国民性は、非常に温和で、車のクラクションはなりをひそめ人間と犬が優先です。財布を店に忘れても客が戻ってくるまで置いてあるそうです。それにインド系というかイギリス系というか美男美女がとても多いです。5年後に行ってみたい国のひとつです。

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