幸せな時間

８年ぶりに顧問先の社長と幹部の方の三人で食事を頂戴する機会がありました。ホテルで待ち合わせをして、そのホテルにあるお店に連れて行ってもらいました。

１８時に入店し、２１時近くまでの３時間、ときを過ごさせていただきました。
印象に残った言葉があります。

「業界でお世話になったから業界にすこしでもお返しができればと思っている」
社長就任から４０年近く経ての使命の重さを感じました。

私も社労士業界に身を投じてから３９年になります。
顧問先様、先輩後輩の方々、そしてスタッフ一同に何をお返しできるのか、考えました。
やはり、師である故西野敏夫先生に教えていただいた姿勢が浮かびました。
「先生振るのではなくサービス業として、お客様のかゆいところに手がとどくように」
この言葉を実践できることが、私の使命とお二人にも伝えました。まだまだ徹底はできませんが、追究し続ける生き方です。

あと、素晴らしい話も聞けました。
趣味の話になり、私がお遍路で般若心経を唱える心地良さをお伝えしたところ、
社長も毎月１回はお父様のお墓に行って、般若心経を唱えることを教えてくれました。
さらに、幹部の方の祖母様は、お腹の弱かった幹部の方の幼年期に、手に数珠を持ってお腹をさすりながら般若心経を唱えてくれたそうです。
それで幹部の方は子守歌のように般若波羅密多心経が口から出てくるそうです。

私は、四国八十八ヶ所を「結願」しながら般若心経を暗唱できません。その点もこれからの大切な行いとなります。

このような貴重な機会に感謝するとともに、また食事をご一緒できることを心待ちしています。
幸せな時間をありがとうございました。

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