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目からウロコ

   

先輩の社労士の先生と俳句を勉強しようということになりました。
事の発端は、その先生が学生時代に室生犀星の自由詩を勉強しないかと友人に誘われ断ってしまったことに始まります。ここで後悔がひとつ。
次に、夏井いつき氏と梅沢富美男氏が展開するテレビでの俳句のやりとりに非常に興味を持ち、自分でもやってみたい。これが決定打です。
それで私が「川柳の方がいいですが、五・七・五の俳句も松尾芭蕉、小林一茶、正岡子規、興味あります!」の発言で、講師探しに邁進することになりました。

色々な方にお声がけをしましたが、交流分析勉強会の仲間から岐阜の先生をご紹介いただけることになりました。感謝感激です!
早速連絡を取ったところ、すでに句集を昨年に出されたとのこと。すぐに2冊購入させていただきました。
手にした句集に目を通しましたが、ふりがないため漢字が読めません。特に季語が難しく、最後まで読むのに数日を要しました。中には情景が浮かんでこない句もあり、講師に直接お尋ねするための付箋が増えました。てなことで講師をお招きして第1回目の勉強会が始まりました。

生徒二人に対して講義が続きます。突然、先輩の社労士先生が「目からウロコ」と声を発しました。
それは、「とりあわせ」と「写生」という教えに対してです。
「とりあわせ」とは、五・七という十二音のフレーズと五音または四音の季語の組み合わせのことです。
たとえば、松尾芭蕉の有名な句、「夏草や 兵どもが夢の跡」は「夏草や」という季語と「兵どもが夢の跡」という十二音のフレーズの「とりあわせ」で出来ています。
講師は言われました。フレーズと季語に関連がなくても作り手の気持ちが反映されていれば読み手には伝わると。季語を描写しようとこだわるとくどくなったり不自然になる。
これが、「写生」といわれる型ですが、高等テクニックです。松尾芭蕉に有名の句があります。
「古池や 蛙飛びこむ水の音」
「古池や」という季語そのものを深く描写して、「蛙飛びこむ水の音」と十二音フレーズが続きます。臨場感たっぷりの句となります。
お二人は、まず「とりあわせ」からトライしていきましょう! これが「目からウロコ」です。梅沢富美男氏はこれを習得していることが理解できたからです。
ちなみに付箋した句についてお尋ねしましたが、旦那様に関する内容でしたのでここでは割愛させていただきます。

次回の勉強会にはお題として、「サクラ」を頂戴しています。どのような気持ちを乗せてつくるのか、作り手の感性が問われます。いざ出陣です。
お題とは関係ないですが、一句作ってみました。
「高砂に 小春のうたげ 鼻ツンと」 情景浮かびますか?

 

 

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