■リーダーシップ
2016/02/21
みなさんこんにちは。佐藤です。
今回はリーダーシップについてです。
一人で仕事をする自営業(と言っても、対お客様や取引先との関係もありますが)を除いて、組織においては、リーダーシップが必要だとよく言われます。(部下や同僚など人との関係性においてはリーダーシップが必要な場面があります)
では、リーダーシップとは、どんな力でしょうか?
それは、チーム(部下や同僚、関係者)の力を最大限に引き出す力だと思います。
その側面(役割)は7つに整理されると言われています。
1)マネージャー
2)リーダー
3)ティーチャー
4)トレーナー
5)コンサルタント
6)カウンセラー
7)コーチ
これらの側面(役割)をその場面場面でこなすことだと言われています。
また、ドラッカーは、『現代の経営』で、意味あるリーダーシップとは、組織の使命を考え抜き、それを目に見えるかたちで確立することだと言っています。
その他にも近年では、リーダーシップのスタイルとして、『サーバントリーダーシップ』が提唱されています。
『サーバントリーダーシップ』とは、いわゆる従来型の『牽引型のリーダーシップ』(いわゆるワンマン型)ではなく、奉仕型リーダーシップです。ただし、これは部下にこびるという意味ではなく、後方からメンバーを支えて背中を後押しし、時に下から支えながら自ら考えさせる、自ら動かざるを得ない状況を作り出すようにするものです。
このように、リーダーシップを側面や型から見るといろいろあり整理されます。と同時に、何からやっていこうと迷うのではないのでしょうか?
思うに、その根本は、『圧倒的な信頼関係』ではないでしょうか?
『圧倒的な信頼関係』がないと、人はおせっかいやお説教、自慢話を嫌います。人は操作されていると感じると、拒絶や抵抗が生まれます。
結局、人は理屈で動くのではなく、自分の理屈で動くのです。正論だから、それでうまくいったからでは動きません。
その情報を受け入れて自分で納得して初めて動きます。
そしてその信頼関係を築くベースは、『相手に興味を持ち対話(本音で語る)すること』ではないでしょうか?
疑心暗鬼なコミュニケーションは、動脈硬化を引き起こします。
みなさんがリーダーシップについて考える機会になれば幸いです。
私も自分軸をもって心がけていきます。