■とらわれ?
2016/02/21
こんにちは、佐藤です。
週末、長女が鬼の形相で必死に何かを探していました。
『どうしたの?』と聞くと、終わった宿題がカバンにないとのこと。
どうも、宿題をやり終えたのですが、その後ほかのことをしていて、
どこに行ったかわからなくなったようです。
『カバンの奥に紛れているんじゃない?』と聞いても、
『絶対にない!!見たけどなかったもん!!!』
の一点張りです。もう半べそで、どこを探したらいいかわからない様子。
その後、一旦お風呂に入りリフレッシュのつもりが、下の子のちょっかいに
イライラ。妻の言葉にイライラ。すべてがイライラ。
とりあえず、お風呂に入り、風呂上がりにアイスを一つ食べ、ちょっと
落ち着いたところで、一緒に探し始めました。
まずは机の上から。
いる、いらないをその場で決め、整理。
『大改造!!劇的ビフォーアフター』 のようにきれいすっきりな机の上に。
その後、宿題を終えたあとに行ったところを思い出し、二人で調査。
やっぱりありません。
最後は、絶対にないと言っていたカバンを『探してみようか・』と提案し、カバンにメスを・・
カバンの中身を全部取り出し、一つずつカバンへ戻していくと・・・
『あったーーーーー!』の絶叫の声。
どうやら、ファイルに挟まっていたようです。
長女の機嫌も直り、机もきれいになりホッとした週末でした。
ここで学んだことは、『絶対』はないということ。
他人(親)から見たら、ありそうだな・・と思っていたカバン。
でも、本人は『絶対ない』という思い(質問)に答えようとして
脳の思考をストップさせていました。
これって私たちが日々の生活でもやっていること。
『この人の行動はありえない』
『この人の考え方はありえない』
『なぜわからないの!』
『これ以外答えはないのに!』
ひとつの考え方にとらわれていたら、質問してみてください。
『それって、本当?』