■ギャップとは
2016/02/21
こんにちは。
佐藤です。
北陸新幹線が開通し、大いに盛り上がっていた北陸。
構想から50年。これからの子供たちは、これが当たり前の世界で
暮らしていくんだな~と我が子を見ながら考えていました。
そこに親と子のギャップを感じながら・・・。
仕事上でも、上司・部下とのギャップに悩まれている方も多いでしょう。
先日もある方から、『仕事は出来るのだが、自分の仕事に固執しまわりとの
関係に配慮なく孤立してしまっている。どうにか変えたいのだが、一向に
良くならない』という言葉を聞きました。
こちらとしては、一生懸命いろいろなことをして伝えようとしているのに
伝わらない時、ついつい『相手に問題がある』と考えてしまいがちですが、
それは、こちらのやり方を変えていくしかありません。
そもそも、お互いの経験、役職、育ってきた環境が違えば、お互いのモノの見方、
考え方、価値観が違っていて当然です。
伝えているのに伝わらない、理解してもらえないというのであれば、
たとえば使っている言葉の認識が違っているのかもしれません。
『明日までにこの仕事をやってくれ』と頼んだ時、『明日まで』は
お互いの認識で一致していますか?
こういった単純な違いに気づかないまま、自分のやり方・考え方に固執すると
どんどん双方の違和感が開き、最終的には相手が悪いということになります。
ここには、『悪い』があるのではなく『違い』があるだけです。
違いは、うまく融合すると、新たなものを創り出す可能性を秘めています。
でも、私たちは得てして『悪い』というものさしで人を裁いてしまいます。
まずは、違いが存在すると言うことに気づくこと。
そして、こちらから相手のことを知ること。
その上で相手の感情を感じてみること。
そんな関係性は、『ギャップがあるから難しい』から『ギャップがあるから面白い』
に向かうのではないでしょうか。