■己を見極める

人が生きていく限り、己の思うままに事が成ることは残念ながらありません。

それを承知でひとつでも多く成せればいいと生きていくのでしょうか。

己は一生懸命生きていても己のためだけの生であれば自己満足で終わります。

他人満足の生き方ができれば己以外の生が優先されるようになるのでしょうか。

人が人である限り他人からはじまる生き方はできないのです。

先ずは己を磨き己を制御できなければ本当の他人満足はそれこそ自己満足となります。

己を見極め、己の器を認識し、己の足らざるを受け入れる。

そこからはじめてみることで、己に固執しない生がみえてくるかもしれません。

誰でも到達できないからこそ求め続ける価値があると思います。

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